タイヤ交換どうしてますか?雪が降る地域に住んでいる人は1年に1度は必ず交換しなくてはいけません。
自分で交換するor整備工場やガソリンスタンドにお願いしているのどちらかだと思いますが、
自分で交換することの1番のメリットは交換費用がかからないことです。
さらに自分の車を自分で整備することによって愛着が沸いたりするのもメリットの1つかと思います。
今回紹介する、タイヤ交換は車整備の基本中の基本とも言えます。
特に軽自動車に乗っている人は、車体やタイヤが普通車に比べてとても軽いので簡単に行うことができますので是非チャレンジしてみてください。
タイヤ交換の手順をホンダN-Boxを例に紹介
まず、タイヤ交換に必要な工具を準備しましょう。
- 車載ジャッキ
- クロスレンチ
- 車輪止め(できれば)
車載ジャッキは大抵の場合後ろに乗っています。
車載工具の中にタイヤを外すためのレンチも入っていますので、実質車載工具のみでタイヤを交換できますが、クロスレンチがあると、よりスピーディーに交換できますのでオススメです。
車輪止めは車をジャッキで持ち上げた際に車が前や後ろに動かなくするためにタイヤの前後に置いておくものです。
FR車の場合は前輪を固定することができないため、FR車の場合は車輪止めを必ず使用することをおすすめします!
軽自動車は大抵がFF車なので車輪止めは使いません。(使うに越したことはないです。)
<タイヤ交換手順>
1・車を水平な場所に止めてサイドブレーキをかけます。
2・ジャッキアップする前にタイヤのナットを軽く緩めます。(約90度)
全てのタイヤのナットを緩めても構いませんが作業するタイヤごとに緩めることをオススメします。
3・ジャッキを車体のジャッキアップポイントにセットします。
ジャッキアップポイントは車のサイドに4カ所あります。
ジャッキアップポイントの形状は車種によって異なりますが、「切り欠きと切り欠きの間」もしくは「出っ張っている部分」がジャッキアップポイントになります。
N-boxの場合は出っ張っているタイプですね。
注意 サイドのジャッキアップポイントに車載ジャッキ以外を使用しないでください。サイドのジャッキアップポイントにフロアジャッキなどを使用して、ジャッキアップポイントを変形させている車をよく見ます。
4・タイヤのナットを完全に取り外します。
手順2の工程を行っていないと、ジャッキアップ状態では力をあまりかけることができないのでナットが緩まないことがあります。
5・タイヤを付け替え、ナットを締めます。この時点ではまだ完全に締まっていなくても大丈夫です。
6・ジャッキを下げタイヤが地面に軽く接地したら一旦止めその状態で、ナットを締め付けます。
7・締め付けが終わったらジャッキを完全に下げ完了。この作業を4輪とも行います。
8・4輪とも交換が完了したら、最後にもう一度締め付け確認を行いましょう。
タイヤの締め付けは大人の力で「ギュッ」と締め付けるくらいで外れることはまずありません。
締め付けすぎはボルトの破損などに繋がりますので注意です。
心配な人は整備工場などでタイヤの締め付け確認だけしてもらうのも良いと思います。
9・タイヤ交換後はガソリンスタンドなどで空気圧の調整を行いましょう。
上記の説明を読んでできそうな人は是非自分で交換してみてください!
長ったらしい説明になってしまいましたが、やってみると案外簡単ですよ!
それでは良いカーライフを。