車の中で1番大事なブレーキ装置。
そんなブレーキに不具合情報です。
ちなみにこの不具合はウェイクだけではなく同年式のタントにも発生しているみたいなので心当たりがある人は要チェックです。
そもそもブレーキジャダーって何?
ブレーキジャダーというのは、何かしらのブレーキの不具合によりステアリング(ハンドル)が左右に振動したりブレーキペダルが上下に振動することです。
ある程度スピードが出ている状態でブレーキを踏むと出やすい症状です。(低速で症状が出る場合もあります。)
ブレーキジャダーは様々な要因で発生するため一概にここが悪いとは特定できない場合が多いです。
ウェイクやタントのブレーキジャダーの原因は?
今回不具合が確認されている部品はブレーキパッドに装着されているピンです。
下の写真の赤矢印のVの字をしたピンが2本装着されているのが確認できるかと思います。
本来このピンはブレーキパッドの振動を抑えるために装着されているはずなのですが、このピンが原因でブレーキジャダーが発生しているようです。
対策方法は?
先ほど説明したピンを外すと改善されるようです。
同時にパッドの表面に段差が付いている可能性がありますので、その場合はパッドの表面を磨く必要もあるかと思います。
このピンを外すにはブレーキを分解する必要がありますので、お近くのダイハツディーラーにて相談しましょう。ダイハツディーラーが把握している不具合だと思いますので、「ハンドルやブレーキペダルが振動する」ということだけ伝えれば対処してくれるかと思います。
実際にこの不具合が確認されてからは、このピンは製造段階で装着されなくなったようです。
少しでもステアリングやブレーキペダルに違和感がある人は早めに対策しましょうね。
今は差し支えないレベルだとしてもそれが原因で重大な不具合につながる可能性もありますので。